寝台特急北斗星号ツインデラックス乗車記
以前寝台特急あけぼの号の乗車記をかきましたが、今回は北斗星号の乗車記です。まだEF81形電気機関車が先頭にたっていた頃のものです。残念ながらロイヤルはとれずA寝台2人用個室ツインデラックスとなりました。
牽引機はネタ釜
偶然にもこの日はスーパーエクスプレスレインボー用に塗装されたEF81-95が担当でした。
A寝台シングルDX 個室内の様子
車内に入ります。A寝台の扉がレトロですが威厳があります。
そして室内の様子です。
室内は二段ベッド仕様となっておりデスク、チェアが設置されています。天井もソロなどど違い一部屋で使えるため広く感じます。
浴衣はベッドに置かれていました。
出発
いよいよ上野駅を出発し北の大地 北海道を目指します。
シャワーカードはあらかじめ食堂車に買いに行きました。すでに遅い時間しか空いていませんでした。
食堂車 グランシャリオでディナー
この日はせっかくの機会ですからグランシャリオでのコース料理を予約しておきました。食堂車全盛期の時代を知らず、100系新幹線の2階や東北新幹線のビュッフェしか利用したことありませんので浮足立ちつつ食堂車へ向かいます。
オードブル ホタテとカニのサラダ
魚料理 ヒラメの湯葉包み蒸し
肉料理 牛フィレ肉のソテー
これにパンなどがつきました。大満足です。
食事の後はシャワータイム
先ほど買ったシャワーカードでシャワーを浴びます。同じA寝台でもロイヤルには個室内に設置されているのですがシングルデラックスは共用です。
6分間お湯が出るようになっており、ボタンで出したり止めたり出来ます。当時列車でシャワーが浴びられるってスゴイもんだと思いました。
就寝までの至福のひと時
パブタイムは結構混んでいたようですしお高くてらっしゃるので、ビールとつまみを買って個室に戻ってきました。サッポロクラシック大好きです。今でもたまにNEWDAYSとかで売っていると買っちゃいます。
静かな客車の中で走行音を楽しみつつ就寝しました。
函館駅で機関車交換
青森でEF81形機関車が切り離され、函館までの津軽海峡線はED79形機関車が牽引します。そして函館から終点札幌までDD51形ディーゼル機関車の重連が先頭に立ちます。
隣のホームには特急白鳥号が。
噴火湾を見ながらの朝食
サラダに焼き魚、スクランブルエッグにソーセージ、そしてご飯とみそ汁というラインナップ。朝から客車の揺れに身を任せすてきな一日の始まりです。
札幌到着
苗穂に留置される車両軍を見ていたらもう終着札幌です。あっという間の時間でしたがなんとも贅沢で、そして日本は広いと思った次第。乗る機会があって幸せでございました。